「ダンス留学=レベルの高いレッスンを受けること」
渡航前は、そう思っている人がほとんどかもしれません。

でも、実際にロサンゼルスでダンス留学を始めてみると、
一番驚かされるのは“ダンスの上手さ”ではなく、文化や価値観の違いです。

日本では当たり前だった考え方が通用しなかったり、
逆に「え、そこ気にしないの?」と戸惑ったり。

この記事では、
LAダンス留学中に多くの日本人ダンサーが経験する“洗礼”をテーマに、
文化の違い・価値観の違い・リアルな体験談を交えながら詳しく解説していきます。

これからダンス留学を考えている方、
今まさに留学中で戸惑っている方の不安が、少しでも軽くなれば嬉しいです。


「正解を探すダンス」から「自分を出すダンス」への価値観の違い

日本のダンスレッスンでは、
「先生と同じように踊ること」「振りを正確に覚えること」がとても大切にされます。

・間違えないように集中する
・鏡を見て細かく修正する
・周りと同じ動きを意識する

これは決して悪いことではありませんし、
日本のダンサーの基礎力の高さは世界的にも評価されています。

ただ、LAのダンスレッスンでは、
この価値観がガラッと変わります。

ロサンゼルスでは
「正解の踊り」はほとんど存在しません。

同じ振り付けでも、
・強く踊る人
・しなやかに踊る人
・大胆に崩す人

全員違っていい、むしろ違う方がいい。
先生からもよく言われます。

「Don’t copy me. Be you.(真似しなくていい、あなたで踊って)」

ダンス留学で最初に受ける大きな洗礼は、
“正解を探す癖”を手放すことかもしれません。


間違えても止まらない!?LAレッスンでの衝撃シーン

LAのダンスレッスンで、日本人留学生が必ず一度は戸惑う場面があります。

それは、
振りを間違えても、誰も止まらないこと。

日本では、
「あ、間違えた」と思った瞬間に止まってしまう人も多いですよね。

でもLAでは、
間違えてもそのまま音に乗って踊り続けるのが普通です。

周りを見ると、
多少フリが違っていても、
自信満々で踊り続けている人ばかり。

留学生の体験談/Mikaさん

「最初のレッスンで振りを間違えた瞬間、
日本の癖で止まってしまったんです。

そしたら周りは誰も止まっていなくて、
“あれ?止まらなくていいんだ…”って衝撃でした。

それからは、間違えてもとにかく踊り続けるようにしています。」

ダンス留学では、
ミス=悪いことではありません。

止まることよりも、
音を感じて踊り続ける姿勢の方が大切にされます。


「先生が遅れる・変更される」は当たり前?時間感覚の違い

日本では、
・レッスンは時間通りに始まる
・先生が遅れることはほとんどない

という感覚が当たり前ですよね。

でも、LAでは少し違います。

・先生が5〜10分遅れてくる
・直前で代講になる
・内容が変わる

こうしたことは、決して珍しくありません。

最初は
「え?聞いてない…」
「ちゃんとしてほしい…」
と戸惑う人も多いです。

でも、これは
ルーズというより、柔軟な文化とも言えます。

ダンス留学の注意点として、
「すべてが予定通り進むわけではない」という心構えを
持っておくだけで、気持ちはかなり楽になります。


評価されるのは「上手さ」より「エネルギーと存在感」

LAのダンスレッスンでは、
スキル以上に見られているものがあります。

それは、
エネルギー・表情・存在感です。

振りが少し甘くても、
・堂々としている
・音を全身で感じている
・楽しそうに踊っている

そういう人は、自然と目立ちます。

逆に、
技術があっても
・自信なさそう
・表情が固い
・遠慮して踊っている

と、なかなか評価されにくいのが現実です。

留学生の体験談/Shikiさん

「日本では“上手いね”って言われることが多かったのに、
LAでは全然目立てなくて落ち込みました。

でも先生に
“もっと自分を信じて”って言われてから、
思い切って大きく踊るようにしたら、
初めて声をかけてもらえました。」

ダンス留学では、
自分を信じて表現する勇気が何より大切です。


年齢・経歴を気にしない文化に戸惑う

LAのダンススタジオでは、
年齢や経歴はほとんど関係ありません。

10代の子と30代の大人が同じクラスにいたり、
プロのダンサーと初心者が同じ空間で踊っていたり。

日本だと
「レベル違いすぎないかな…」
と気になってしまいますよね。

でもLAでは、
比べる対象は他人ではなく、自分。

この価値観に慣れると、
ダンス留学は一気に楽になります。


「質問しない=やる気がない?」コミュニケーション文化

LAでは、
質問すること=積極性・やる気の証拠。

レッスン後に先生に話しかけたり、
分からないことをその場で聞いたりするのは、とても普通です。

英語が完璧でなくても大丈夫。

・Thank you, I really enjoyed your class.
・This part was difficult but fun.

たった一言でも、十分伝わります。

ダンス留学では、
黙っている=存在しない
と受け取られてしまうこともあるので、
少しずつでいいので声を出してみましょう。


文化の違いに疲れたとき、どう向き合う?

ダンス留学中、
「向いてないかも…」
「日本に帰りたい…」
と思う瞬間は、誰にでもあります。

でも、それは失敗ではありません。

むしろ、
本気で環境に向き合っている証拠です。

日本とLA、
どちらが正しい・間違っているではなく、
「違う」だけ。

違いを知ることで、
ダンスも、人としての視野も、確実に広がります。


よくある質問(FAQ)

Q. 日本人ダンサーはLAで浮きますか?
最初は文化の違いで戸惑うことはありますが、珍しいことではありません。真面目さや継続力は強みになります。

Q. 英語が話せなくても大丈夫?
問題ありません。ダンスが共通言語になりますし、簡単な英語+笑顔で十分です。

Q. 文化の違いがストレスになったら?
無理に合わせすぎず、「そういう文化なんだ」と距離を取ることも大切です。

Q. 初めてのダンス留学でも大丈夫?
多くの留学生が留学初心者でスタートです。事前に知識があれば、安心して挑戦できます。


「洗礼」はダンス留学がうまくいっている証拠

LAダンス留学で感じる違和感や驚きは、
すべて成長の入り口です。

文化の違いを知り、
価値観を少しずつアップデートしていくことで、
あなたのダンスは確実に変わっていきます。


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ダンス留学専門サポート「リビングアメリカ」からのメッセージ

リビングアメリカは、
ロサンゼルス専門でダンス留学をサポートしてきました。

これまで多くの留学生が、
文化の違いに戸惑いながらも、
その壁を越えて成長していく姿を見てきました。

ダンス留学は、
技術だけでなく、心も大きく成長できる経験です。

不安があっても大丈夫。
あなたの挑戦を、リビングアメリカは全力で応援します。