1章|はじめに

ロサンゼルスは世界中のダンサーが集まる憧れの街。ミレニアムやプレイグラウンド、ティミリーTVなど有名スタジオで一流のインストラクターのレッスンを受けられる環境は、日本ではなかなか得られません。そのため「絶対にLAにダンス留学したい!」と考える高校生や大学生、社会人の女性ダンサーが年々増えています。

しかし、ダンス留学で一番大切なのは「安全に生活すること」です。特にロサンゼルスはエリアや時間帯によって治安が大きく変わります。昼間は観光客でにぎやかでも、夜になると危険度が高まる場所もあります。

本記事では、「遅い時間のレッスンは受けない」=安心・安全なダンス留学の基本ルールについて詳しく解説します。高校生や初めて海外に行く方はもちろん、親御さんにもぜひ知っていただきたい内容です。


2章|ロサンゼルスの治安を正しく理解する

ロサンゼルスは「明るく自由な街」というイメージが強い一方で、治安についての正しい理解が欠かせません。

2-1 昼と夜で変わる安全度

例えば、サンタモニカやビバリーヒルズは観光地としても有名で比較的安全ですが、夜遅くなると人気が減り不安を感じることがあります。逆に昼間は人が多く安心して歩けるエリアでも、夜になると一気に雰囲気が変わる場所は少なくありません。

2-2 治安に注意が必要なエリア

ダウンタウンLAの一部、ハリウッドの夜、コリアタウンの裏通りなどは特に注意が必要です。日本のように「深夜でも安全に歩ける」感覚で行動してしまうとトラブルにつながる可能性があります。

2-3 親御さんが心配するポイント

お子さんをLAに送り出す親御さんがまず気にするのは「治安」です。どのエリアなら安心できるのか、何時までレッスンを受けても安全なのか、という具体的な不安は当然です。留学生本人も、「行動時間帯を昼〜夕方に限定する」ことが安全第一の対策になります。

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3章|安心・安全のための留学ルール

ロサンゼルスでのダンス留学を安心して楽しむためには、「安全のためのマイルール」を決めておくことが欠かせません。ここでは、留学生が必ず守るべき基本ルールと、その理由を解説します。


3-1 遅い時間の移動を避ける=遅い時間のレッスンは受けない

最も大事なのは「夜遅くに外を歩かない」ことです。
日本では夜10時過ぎでもコンビニに行ける環境がありますが、LAではそうはいきません。人気のあるインストラクターのクラスは夜8時や9時にスタートすることもありますが、帰宅が10時以降になると危険度が一気に高まります。

👉 留学初期は「夜8時以降のクラスは受けない」と決めておくと安心です。慣れてきたら、必要に応じてUberを利用するなど工夫して挑戦すればOK。


3-2 知らない場所に行かない=治安が把握できるエリアで行動

ロサンゼルスはエリアごとの治安格差が大きい街です。昼間はにぎやかな場所でも、夜になると人通りが途絶え、急に不安を感じることがあります。

  • 行きたいスタジオの場所はGoogleマップやインスタで事前に調べる
  • 初めて行くスタジオは、可能であれば昼間に下見しておく
  • 留学中は「宿泊先から30分以内の範囲」で動くと安心

こうした意識を持つだけで、トラブルを未然に防げます。


3-3 複数人で行動する

1人で行動するのは、昼間であっても不安が残ることがあります。特に女子高生や女性留学生の場合は「友人と一緒に移動する」だけで安全度が格段に高まります。

また、スタジオで知り合った日本人や現地ダンサーと一緒に行動することで、「ダンス仲間」としての交流も自然に広がります。安全と友達づくりを両立できる一石二鳥の方法です。


3-4 現地の人に“安全感覚”を学ぶ

留学生が見落としがちなのは、「アメリカ人の普通の行動パターンに合わせる」ことです。
現地のダンサーが夜の徒歩移動を避けているのには理由があります。地元の人の行動を観察し、「このエリアは何時までに帰るのが安全なのか」を学ぶ姿勢を持つと、自分の判断力も磨かれます。


3-5 緊急連絡先を常に持ち歩く

何かトラブルがあったときのために、

  • 宿泊先の住所を書いたメモ
  • 現地サポート会社や日本総領事館の連絡先
  • Uberアプリのショートカット

をスマホに入れておくと安心です。


💡 まとめると、

  • 「夜遅いレッスンは受けない」
  • 「行動範囲は事前に調べて限定する」
  • 「常に誰かと一緒に行動する」
  • 「現地の感覚を学ぶ」
  • 「緊急時の備えを整えておく」

この5つを守ることで、不安を大きく減らし、安心してダンスに集中できる留学生活を送れます。


4章|どうしても受けたいレッスンが遅い時間にある場合

ロサンゼルスの人気インストラクターの中には、夜遅い時間にしかクラスを担当していない先生も少なくありません。特に有名なダンサーやインフルエンサー的な存在の先生は、夜8時以降にレッスンがスタートするケースが多いのが現実です。
「この先生のクラスを受けたくて留学したのに、時間帯のせいで諦めるしかないの?」と思う方もいるでしょう。そんなときに大切なのは、“絶対に無理をしないこと”と“工夫して挑戦すること” の両立です。

4-1 留学生活に慣れるまでは避ける

最初の1〜2ヶ月は、まだ土地勘もなく、英語でのやり取りや交通手段にも慣れていません。そんな状態で夜に外出すると、ちょっとしたトラブルにも冷静に対応できないことがあります。
まずは昼間や夕方のクラスで生活リズムを安定させ、「自分はここまでなら安心して行動できる」という感覚を掴んでから挑戦するのがおすすめです。

4-2 帰りは必ずUberやLyftを利用する

夜の公共交通機関(バスや電車)は人通りが少なく、治安的にもおすすめできません。どうしても夜のクラスに参加する場合は、必ず配車アプリを利用してDoor to Doorで帰宅しましょう。
さらに安心するために、

  • 乗車したら必ず車両ナンバーとドライバー名を確認する
  • 乗車中のルートをアプリでチェックする
  • 家族や友人に「現在地を共有」する
    といった安全対策を習慣にすると不安が軽減されます。

4-3 レッスンを厳選して参加する

「有名な先生のレッスンは全部受けたい!」という気持ちはよくわかりますが、夜遅くの移動は体力的にも精神的にも負担になります。
そこでおすすめなのは、“どうしても受けたいクラスだけを特別に選ぶ” という方法です。例えば、週に1回だけ、月に数回だけ、と回数を絞れば安全と夢の両方を両立できます。

4-4 高校生は必ず親に相談する

高校生の場合は特に、夜のレッスンに参加するかどうかは親御さんとの信頼関係が大切です。事前に「どうしても受けたい先生」「帰宅方法」「連絡の取り方」を親と相談してから決めましょう。
実際に多くの高校生留学生が「親にLINEで帰宅報告をする」「Uberの位置情報を共有する」といったルールを決めることで、安全に挑戦できています。

4-5 代替案を活用する

最近では多くの先生がYouTubeやインスタで振付をシェアしています。どうしても夜遅い時間のクラスに参加できない場合は、昼間に別の先生のクラスを受けて基礎を磨き、SNSで振付をキャッチアップするという工夫も可能です。実際にこの方法で実力を伸ばしている留学生もいます。


💡 ポイントは、「挑戦することを諦めるのではなく、安全を最優先に工夫する」こと。無理をしなくても、夜のクラスを特別なイベントのように計画的に取り入れれば、安心して夢を追いかけられます。

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5章|先輩留学生のリアル体験談

Yuiさん(高校生・女子)

「ロサンゼルスに来たばかりの頃は、せっかくだから有名な先生のレッスンを全部受けたい!と思っていました。夜8時から始まるクラスにもチャレンジしたんですが、帰り道に外が真っ暗で人通りが少なく、すごく不安になりました。Uberを呼んでも、アプリの画面を見ながら『本当に正しい車かな?』とドキドキして…。その日、家に帰ったときには『やっぱり夜は危険かも』と実感しました。今は無理せず、夕方までのレッスンに切り替えています。親にも“夜は行かない”と約束したので、安心して応援してもらえるようになりました。

Kokoroさん(大学生・女性)

「大学生になって2回目のダンス留学。最初のときより慣れていたので、“Uberを使えば夜のレッスンも大丈夫だろう”と考えていました。ある日、帰りに乗ったUberの運転手が道を間違えてしまい、知らない住宅街に入り込んで…。携帯の画面に表示されるルートと違っていたので、心臓がバクバクしました。結局、無事に帰れたんですが、その恐怖体験から夜のクラスは週に1回までと決めました。代わりに、昼間のクラスで自分の基礎を徹底的に磨くようにしています。結果的に、夜に無理をするより効率よく練習できていると思います。」

Yukinaさん(社会人・女性)

「私がどうしても受けたかったのは、憧れのインストラクターの夜9時からのクラス。留学前からずっとYouTubeで動画を見て、この先生のレッスンを受けるためにLAに来たと言ってもいいくらいでした。実際に参加してみると、本当に夢のような時間でしたが、終わったのは夜10時過ぎ。Uberで直帰したものの、周囲は暗くて人も少なく、やっぱり“毎回は危険だな”と感じました。それ以来、その先生のクラスは月に1〜2回だけ、特別なご褒美として参加することに。普段は夕方までのレッスンを中心に受けることで、安心と夢を両立できています。」

体験談からわかること

3人の体験談に共通しているのは、「夜のレッスンに挑戦した結果、不安を感じて昼間や夕方に切り替えた」という点です。どの留学生も最初は「せっかくLAに来たんだから全部受けたい!」と考えますが、安全を優先して行動を変えたことで、親も本人も安心できる留学生活を送れるようになっています。


6章|親御さんが知っておきたい安全ポイント

お子さまをロサンゼルスに送り出す親御さんにとって、一番の心配ごとは「安全」ではないでしょうか。特にまだ高校生や大学生のお子さまの場合、異国での夜の外出や移動はどうしても不安がつきまといます。ここでは、実際に多くの親御さんから寄せられる質問や安心につながる具体的な対策をご紹介します。

6-1 子どもの行動エリアを把握しておく

留学前に「どのスタジオに通うのか」「滞在先からどう移動するのか」を一緒に確認しておくと安心です。地図アプリを使って、宿泊先とスタジオの位置関係や周辺の治安を親子でチェックしましょう。特にロサンゼルスは、同じ街の中でもエリアによって治安の差が大きいので、行動範囲を絞ることが大切です。

6-2 Uberアカウントを共有して帰宅を確認

夜間にどうしても外出が必要になる場合、UberやLyftなどの配車アプリを利用するのが基本です。このとき、アカウントを親子で共有しておくと「今どこにいて、何時に帰宅するか」をリアルタイムで把握できます。アプリの「乗車をシェアする機能」を使えば、乗車中の位置情報を親が確認できるため、遠く離れた日本からでも安心感を得られます。

6-3 定期的な連絡ルールを決めておく

「レッスンが終わったら必ずLINEを送る」「宿泊先に戻ったらスタンプを送る」など、ちょっとした合図を習慣にすると安心につながります。実際に多くの留学生が「ただいまスタンプ」をルール化して、親御さんの不安を減らしています。

6-4 サポート体制を活用する

現地で困ったときにすぐ相談できる環境があるかどうかも安心のポイントです。たとえばリビングアメリカのように、空港送迎や滞在中の緊急サポートを提供している会社を利用すると、いざというときに心強い味方になります。

6-5 「安全を最優先にする」気持ちを親子で共有する

最終的に一番大事なのは、「ダンス留学を楽しむために、安全が最優先」という考え方を本人と親御さんが共有しておくことです。レッスンの数やレベルよりも、まずは安心して生活できること。その土台があってこそ、留学生活の学びや成長が輝きます。


7章|まとめ|安全が第一!必ず慣れるから大丈夫

ロサンゼルスでのダンス留学は、間違いなくあなたの人生を変える大きな経験になります。世界のトップダンサーと同じ空間で学び、自分の可能性を広げられるのは本当に貴重なチャンスです。ですが、その素晴らしい学びを最大限に楽しむためには、まず「安全に暮らすこと」が最優先です。

特に夜遅い時間帯の行動は、日本と同じ感覚でいると危険に巻き込まれるリスクが高まります。だからこそ「遅い時間のレッスンは受けない」「知らないエリアには行かない」「移動は必ず安全手段を使う」——この3つのルールを守ることが、安心して留学生活を楽しむ第一歩になります。

最初のうちは不安や戸惑いもあるでしょう。
「夜のレッスンに出ないと成長できないのでは?」
「行動範囲を狭めたら楽しみが減るのでは?」
そんな風に感じるかもしれません。

でも安心してください。昼や夕方のクラスでも学べることはたくさんありますし、むしろ日中に集中して学ぶことで効率よくスキルアップできます。さらに、生活に慣れていくうちに「自分はこの時間、このエリアなら大丈夫」という行動パターンが自然と身についていきます。

つまり、留学初期は「安全第一」で行動することが、結果的に成長への近道になるのです。慣れていけば必ず自信がつき、不安よりも楽しさが勝っていきます。

だからこそ、まずは安心できる環境を整えましょう。安全が守られていれば、ダンスの学びも、人との出会いも、毎日の小さな挑戦も、すべてが輝く経験になります。


8章|LINEで無料相談・資料請求

「夜のレッスンってやっぱり危ないのかな?」
「高校生でも安心して行けるスタジオはある?」
「親として、子どもを送り出す前に知っておくべきことは?」

初めてのダンス留学を考えると、不安や疑問は尽きませんよね。治安、移動、レッスン選び、滞在先…調べても情報がバラバラで、結局どう判断すればいいのか迷ってしまう方も多いはずです。

そんな時に頼っていただきたいのが、LINEでの無料相談サービスです。

リビングアメリカでは、現地ロサンゼルスに拠点を持ち、実際に留学を経験したスタッフがサポートしています。公式LINEからご相談いただければ、

  • 夜のレッスンを避けたいときにおすすめの時間帯やスタジオ
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などを、ひとりひとりの状況に合わせてご案内できます。

さらに、無料でダウンロードできる資料には、

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