留学中、「あれ?楽しいはずなのに…」と心が沈んだら読む記事

ロサンゼルスでの留学生活。ダンスレッスンや学校の授業にワクワクしながら来たはずなのに、ふとした瞬間に胸に広がる“さみしさ”。学生寮に戻ってひとりベッドに横たわると、日本の家族や友達、あの安心感が恋しくなる。
それ、あなただけではありません。

海外留学中に「日本が恋しくなる=ホームシックになる」ことは、誰にでも起こる自然な感情です。この記事では、学生寮滞在中のリアルな体験談を交えながら、その気持ちとの向き合い方、そして乗り越えるための3つの方法をご紹介します。


なぜ“日本が恋しくなる”の?その原因とは

環境も言葉も文化も、すべてが違うアメリカ。中でもロサンゼルスは活気にあふれ、多様な価値観が飛び交う都市です。そんな魅力的な場所にいても、以下のような原因で“日本が恋しくなる”瞬間がやってきます。

  • ✅ 英語がうまく通じず、伝えたいことが伝わらないもどかしさ
  • ✅ 寮のルームメイトと文化の違いを感じるとき
  • ✅ 時差のせいで日本の友達や家族とリアルタイムで話せない
  • ✅ コンビニもない、温かいご飯もない、馴染みの音もない…

特に、初めての海外生活で学生寮に滞在していると、自分の“居場所”をうまく作れずに孤独を感じることがあります。


対処法①|“日本”を日常に少しだけ取り戻す🍙

ホームシックの第一段階は、「安心できるものを取り戻す」こと。
学生寮の中でも、ほんの少し“日本”を感じられる時間を意識的に作ることで、心がふっと楽になります。

▽ 具体的な方法

  • ロサンゼルスの日本スーパーでふりかけ・味噌汁・お菓子を買っておく
  • 寮の共同キッチンでカップうどんやインスタント味噌汁を楽しむ
  • 日本の音楽やドラマを夜に“ルームシアター”として観る
  • 家族から手紙やLINEメッセージをもらい、読み返す時間を作る

🧍‍♀️体験談①:Akariさん

「最初の2週間くらい、毎日が刺激的すぎて逆に疲れてしまって…。寮で1人で食べる海外のパンがつらくて、日本のふりかけとおにぎりで泣きそうになりました(笑)。それでもその味が安心感をくれたし、“また頑張ろう”って思えました。」


対処法②|“今の気持ち”を誰かに話す🗣️

「誰にも言えないから、余計に苦しくなる」――それがホームシックの正体です。
でも、少しだけ**“気持ちを言葉にする”**だけで、驚くほど軽くなることがあります。

▽ こんな相手に話してみよう

  • 語学学校の日本人スタッフやクラスメイト
  • 同じ寮に住む他の日本人留学生
  • インスタで出会った“先輩留学生”にDMで聞いてみる
  • 留学サポートセンターのLINE相談窓口を利用する

🧍‍♀️体験談②:Shokoさん

「寮に帰ると急に静かになって、何だか心細くなって…。勇気を出して、同じ寮にいた日本人の先輩に話しかけてみたら、“あ〜それ、私も最初あったよ!”って言われて、めちゃくちゃ救われたんです。誰かに言ってよかったなって思いました。」


対処法③|“未来の自分”を想像してみる🌈

今のつらさは、ずっと続くわけじゃない。
むしろ、そのつらさを乗り越えた経験こそが、自分を強くしてくれます。
“未来の自分”が今の自分を誇りに思ってくれる日を想像してみましょう。

▽ 自分に問いかけてみよう

  • この留学が終わったとき、自分はどう変わっているだろう?
  • 日本に戻ったら、どんな話をみんなに聞かせたい?
  • この経験を、将来の夢や仕事にどう活かせる?

🧍‍♀️体験談③:Sakiさん

「“逃げたい”って思った日もあったけど、日記を読み返したら、意外と成長してる自分がいたんです。未来の自分が、“あのとき頑張ってよかった”って思えるように、今は一歩ずつでいいから前に進もうって思えました。」


それでもつらい時は「逃げ道」を持っていて大丈夫

留学は「つらさに耐える修行」ではありません。
本当にしんどい時は、“逃げてもいい”という選択肢を自分に与えることも大切です。

  • 滞在期間の変更や一時帰国の相談は、エージェントにすぐ相談しましょう
  • 周囲に「つらい」と言える人を1人持つだけで、気持ちが安定します
  • どうしても孤独を感じるなら、学生寮からルームシェアへの変更も視野に

まとめ|日本が恋しくなるのは“自分を大切にしている証拠”です

「寂しい」「不安」「帰りたい」――そんな気持ちを持った自分を責める必要はまったくありません。
それは“ちゃんと心がある”ということ。そして、“日本での居場所”があったということ。

ロサンゼルス留学中に味わうこの感情は、あなたをさらに成長させてくれます。
一歩ずつで大丈夫。誰かに頼って、少しずつ前に進めば、
きっとあなたは**“日本では出会えなかった自分”に出会えるはずです。**


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